性病とは性器などに原因菌に感染することで引き起こされる病気です。
では、性病に感染するリスクを増加させる行為としてはどのようなことが考えられるかと言うと、まずは性行為です。
性病の原因となる菌は、膣や陰茎、外陰部や肛門周辺、また口腔内に存在していることが多いのが特徴です。
そのため性交渉を行うことで感染のリスクが発生します。
特にコンドームを着用しない性行為は要注意で、逆を言えば多くの性病はコンドームを着用することで防ぐことができるとも言われています。
また口腔内を使用したオーラルセックスも、感染リスクを増加させる要因です。
関連記事:性病の現状について
不特定多数の人と性交渉を行うのも、性病に感染するリスクが増加する行為のひとつです。
この行為の厄介なところは、誰から、いつ、性病をうつされたのかがわからないと言う点です。
そして同時に、自分に原因があった場合、多くの人に感染の輪を広げてしまうと言う点も厄介です。
不特定多数の人と性交渉を行うと言うのは、それだけ多くのリスクに接触すると言うことです。
ですから、性病のことを考えるととても危険な行為だと言わざるを得ません。
下着や手指などの清潔に無頓着と言うのも、感染リスクを増加させる要因のひとつです。
これは性病の原因菌の一部には、口腔内や手指に普段から存在しているものも多いためです。
何気なくそれらの菌が付着してしまっている手指で食事をすれば、当然、菌が体内に侵入する可能性は高くなります。
下着も衛生状況が悪ければ、原因菌がどんどん増加していくことが考えられるので、これらは清潔に保っておく必要があります。
女性の場合、特に気をつけたいのは性病を抱えたままの妊娠、出産です。
これは胎児に感染のリスクが発生してしまうためです。
このことは、時には胎児の命の危機を招くこともあるので絶対に避けなければなりません。
そのためには、まずは自分の状態を検査しておくことが必要です。
それと共に性交渉に際しても細心の注意を払うこと、妊娠が明らかになった場合には、もう一度、検査を受けておくことが望ましいです。